「ゴールドファイガー」の版間の差分

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'''ゴールドファイガー'''は、果皮は緑色、果肉は赤色の大きな果実をつけるイチジク品種。ただし、本来は果皮は緑〜黄色、果肉は白〜琥珀色の中くらいの品種(=[[ゴールドフィグ]])であったが、取り違いにより冒頭の赤身の品種に置き換わっている。ゴールドフィガー、ゴールドフィンガーなる名称で流通している苗もあるが、本品種と同一のものかは不明。
#REDIRECT [[ゴールドフィグ]]
 
 
== 概要 ==
ゴールドファイガーは由来が不明の品種であったが、[[ゴールドフィグ]]に関しての議論が進む中で
 
<blockquote>
ゴールドフィグはそもそもゴールドファイガーと呼ばれてた品種です、
 
中国➡️アメリカ
 
⬇️
 
日本
 
って感じで入って来てます。
 
元々の品種名は金日果らしいのですが、情報源が発信を止めて消去してるので、多分探せません。</blockquote>
 
との投稿<ref name="facebook">[https://www.facebook.com/groups/280774046088496/posts/1160630258102866/ いちじく・雑談を楽しむコミュニティ場 | Facebook]</ref>が2022年5月に、facebook上のイチジクコミュニティーされた。さらに、
 
<blockquote>
この品種は中国からアメリカに渡っています。
 
栽培記録は無く中国の方のブログみたいなのに中国語で黄金、日、果と記載が有りこれを日本語に直して金日果としてゴールドファイガの異名として広めてました。
 
金日果は2011年くらいになりますがそれ以前の記録や栽培されていたとされる省も特定出来ていません。
 
シルクロードからの流通経路なのでヨーロッパ周辺にも似たような品種はあると思います。
</blockquote>
 
<blockquote>ゴールドファイガーをゴールドフィグにした経緯は商標登録品種の可能性があった為に変えてます。</blockquote>
 
<blockquote>
十年以上まえかな、ゴールドファイガーをS-PLANから貰い育ている途中にゴールドファイガーは商標登録品種かも知れないから使用か出来ないかも知れないと言ってたから、変えたんでしょうね。</blockquote>
 
とある<ref>[https://twitter.com/zest_ruler/status/1559724620755808256 twitter]</ref>ように、中国の「金日果」が日本に取り入れる際に「ゴールドファイガー」として流通し、さらに商標の関係上S-Planが「ゴールドフィグ」に変えて販売したと考えられる。この投稿の信憑性に関しては、
 
<blockquote>因みにS-Planの苗のほとんどの穂はウチからの穂なのである程度は判別出来てます。
test No,が混じっているときもあるかも知れませんけど💧
</blockquote>
 
<blockquote>多分、ゴールドフィグののラベルの写真は,,,自分の画質が悪いスマホで撮影してるので、たしかに微妙なんですよね💧
</blockquote>
 
といった投稿も併せてしていること、詳細は割愛するが久留米でイチジク農家をしており久留米シリーズの開発者とも近しい存在であると本人にも確認できたため、'''信頼できる情報'''と言える。そのため、'''少なくともS-Planから発売されている「ゴールドフィグ」'''については、当初流通していたゴールドファイガーと同一のものと言え、これを持ってゴールドファイガーは本来'''果皮は緑〜黄色、果肉は白〜琥珀色の中くらいの品種'''だったと言える。
 
しかし、近年いくつかの園芸店ではゴールドフィグのような'''黄色の果肉'''とは異なる、'''赤色の果肉'''のゴールドファイガーが多く販売されている(<ref>https://www.kokkaen-ec.jp/top/detail/asp/detail.asp?gcode=p-2022-3782554&s_outstock=True&from_item_list=1</ref>、<ref>https://shop.takii.co.jp/products/detail/NYJ648</ref>)が、2011年の仙人氏(Lynx Fruit Collection)のブログでは'''黄色の果肉'''のゴールドファイガーを紹介している<ref>[http://sennin2008.blog61.fc2.com/blog-entry-571.html イチジクと砂丘を渡る風 ゴールドファイガー]</ref>。ほかにも、2013年時点でLynx Fluit<ref>[https://aucview.aucfan.com/yahoo/f126650824/]</ref>や他の農家<ref>[https://aucview.aucfan.com/yahoo/d148304291/]</ref>が黄色い果肉のゴールドファイガーを販売している一方、赤身のゴールドファイガーの販売が見られなかったことから、本来のゴールドファイガーは黄色い果肉(=ゴールドフィグ)であり、現在流通している'''赤色の果肉'''のゴールドファイガーは本来のゴールドファイガー(ゴールドフィグ)とは別の後から出現した取り間違いの品種だと考えられる。
 
ただし、現在「ゴールドファイガー」として売られている苗すべてがゴールドフィグと別品種というわけではなく、2020年にホームセンターで購入した苗木から赤身ではなくゴールドフィグと同じ黄色の果肉の実が収穫できたという報告もある<ref>https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1080763835</ref>。ただし、大手園芸店が赤身の品種を売っていることから、'''ゴールドフィグ目的でゴールドファイガーを買うのは避けたほうが良さそうだ'''。
 
なお、「ゴールドファイガー」の他に「ゴールドフィガー」「ゴールドフィンガー」という名称での販売も見られ、同一の品種であるかは不明であるが、同氏によると
 
<blockquote>
本当は中国の湖南かその近辺で栽培されていた、金日果が誰かの手によってゴールドフィガーとして販売されています、
島津から貰った時には'''ゴールドフィガーor ゴールドファイガーと言ってました'''が、
Gold Figgerが最初のスペルでした、これは、Fig gerを合わせて読んだみたいですね。
</blockquote>
 
との投稿<ref>[https://twitter.com/zest_ruler/status/1430366307103383553 twitter]</ref>をしている。
 
== 日本での栽培 ==
=== 入手 ===
ゴールドファイガーは園芸店やホームセンターででも比較的容易に購入できる品種。ただし、冒頭で挙げたように本来のゴールドファイガー(='''ゴールドフィグ''')ではなく、赤身の品種の可能性が高い。そのため本来のゴールドファイガーが欲しい場合は、ゴールドフィグを買うのが良い。ただしゴールドフィグの偽物には注意。
 
 
=== 参考動画 ===
 
==== 黄色の果肉のゴールドファイガー
<youtube>mxuda57vAhg</youtube>
 
== 外部リンク ==
<references />