ヨルダン

ヨルダン（Jordan?）は、果皮は赤紫色で、イチゴ色の果肉の中サイズの果実をつける、イスラエル原産とされているイチジク品種。名前の由来は、ヨルダン川より。

概要

ヨルダンについて国内の販売情報によると、

イスラエルで多く栽培されている、夏秋兼用品種です。豊産種で、耐寒性があります。果実は濃紫色の実で糖度が高く、甘味と酸味のバランスが良く濃厚な味わいです。収穫期は9月上旬～10月中旬

という特徴を持つ品種であることがわかる^[1]。また、

イスラエル原産で、イチジクの中でも比較的寒さに強い品種です。果皮は紫色。果重60g前後で、甘味、酸味とも強く、バランスの良い濃厚な味わいが特徴のいちじくです。

とあるように^[2]、中サイズの実をつける。海外ではほとんど情報がないが、Jordanという名で販売されている品種紹介によると

「ヨルダン」はイスラエル原産で、ヨルダン川の河川敷に自生しています。果実は大きく、皮は赤紫色で、果肉は鮮やかなイチゴ色をしています。果実は風味がよく、とてもジューシーで、ジャムやゼリー作りに最適です。日当たりの良い場所に植え、強風を避けて管理すると、最適な収穫が得られます。

と説明されている^[3]が、同ページの写真を見ると日本で流通しているヨルダンとは違うため、海外のJordanと国内のヨルダンは別物であると考えられる。

ヨルダンは園芸店やホームセンター、またネット通販で比較的入手しやすい品種。