久留米ハニードロップ
久留米ハニードロップは、「久留米イチジク第4弾」とされている品種。果肉はピンク〜赤色で、果皮は緑〜紫褐色の20~30gの小~中サイズのイチジク品種。
概要
久留米ハニードロップはS-Planより「久留米イチジク第4段」「シリーズ最高糖度」「蜜のようなとろける食感と甘さ」といった売り文句(ラベル)で販売されている品種。久留米シリーズの最新品種ということもありまだまだ流通数が少なく、ネットオークションやフリマアプリで高値取引されている。しかし、Facebookのイチジクコミュニティーには、この品種の作出者に近い人物により、
ハニーは完全に不明です、前に商業用のページで購入は控えて欲しい旨と販売を縮小と書いたら、検索ワードに引っ掛かり、それを見た販売業者がレア物として販売したんで、爆発的に売れしてまった試験栽培からすり抜けた別の品種になります。
自分が請け負った品種と依頼主が管理してた?品種が別の物と葉の形状から判明しました。
ラベルの果実は完全にイメージとの事です。
との投稿[1]がされている。この投稿の信憑性に関しては、
因みにハニードロップの品種名は自分が付けています、まだ、試験栽培中の品種と同一と思っていたからです。
依頼主からの情報をもらい、品種とその意味も宜しくと軽く言われたのです💧 ハニードロップの名前の由来は、健康食品でもあり美容にも良い、そしてハニードロップはマヌカハニーの別名と書いてあった記事を見つけたので、同じ美容食品?健康食品?という事でハニードロップと名付けました、 因みに依頼主は最初、はにはに,,,意味は、なんとなく、との事でしたw
因みにS-Planの苗のほとんどの穂はウチからの穂なのである程度は判別出来てます。
test No,が混じっているときもあるかも知れませんけど💧
といった投稿も併せてしていること、詳細は割愛するが久留米でイチジク農家をしており久留米シリーズの開発者とも近しい存在であると本人にも確認できたため、信頼できる情報と言える。
なお、「ラベルの果実」に関しては、当初は果皮が緑の果実の写真が載っていたが、現在のラベルは葉の写真のみになっている。実の写真が載っていない理由として、上記の人物によると
- ハニードロップの発売前に試験栽培し、果実の着果が認められなかったが販売(ラベルの写真はイメージだが明記していない)。
- 様々な問題・理由により、ラベルから実のイメージ写真を削除。さらにS-PLANは久留米ハニードロップを園芸用(観賞用)として販売しているが、そういった記載や説明はどこにもない。
とのことである。実際、2022年よりハニードロップの収穫の報告が多数されるようになったが、以前ラベルに載っていた写真とはまったく異なる実が収穫されているものの、「収穫できない品種」ではないようである。
日本での栽培
入手
久留米ハニードロップはS-PLANの商圏である福岡の園芸店やホームセンターを中心に流通しており、園芸関連のネット通販でもまれに入手可能な品種です。ネットオークションやフリマサイトでもたびたび出品されています。
イチジク塊さま(東京いちじく愛好会)によるレビュー
・品種名 久留米ハニードロップ ・入手ルート 苗をホームセンターで購入 ・育成場所:鹿児島県 ・育成年数:2年生 ・育成方法:鉢植え コンテナ栽培 ・味:酸味は殆どなく蜂蜜の様なストレートな甘さ ・収穫時期:10月下旬 ・収穫量:ほぼすべての節に着く ・サイズ:中くらい ・糖度:測定していません! ・つぶつぶ感:殆ど感じませんでした ・皮の硬さ:硬いけど食べれる ・生理落果:殆どないと思います。 ・裂果:あまり割れない ・耐雨:雨が降っても割れない ・樹勢:ひかえめ ・耐寒:細苗でも問題なく冬越しが出来ました ・根張り:よさそう ・コンテナ栽培:果実の収穫が出来たのはコンテナ栽培の方でしたので、鉢植えよりも相性は良さそうです ・モザイク病:薬剤使わないとすごく出る ・その他フリーコメント:果実が膨らんでいる途中、台風の被害を受けて多くの葉が千切れた為か、もともと品種の特徴なのか果実の成長に時間がかかりました
参考画像
参考動画