Adriatic JH

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Adriatic JH
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Adriatic JH d.jpg
和名 アドリチックJH
シノニム JH Adriatic, Adriatic Joe Hood
タイプ コモン種
原産地 アメリカ
由来


基礎情報
項目 FV FD
全体的な品質 5/5 4.2/5
初心者の適性 4/5
商業的な適性 3/5
樹勢 3/5 強樹性
耐寒性 4/5
発根のしやすさ 3/5 N/A
コンテナ適性 3/5
RKN耐性 3/5
FMV耐性 2/5


秋果情報
項目 FV FD
果皮色 緑~黄
果肉色
Adriatic Berry, Berry, Fruity, Strawberry
食べ方
収穫期 中生~晩生 中生
サイズ
収量 5/5
種感 平均
皮感 soft 平均
Closed 詰まっている
耐雨性 5/5 low
裂果抵抗 5/5
落果抵抗 3/5


Adriatic JH(あどりあちっく JH/アドリアチック JH)は、果皮は緑色で、果肉は赤色のアメリカ由来のイチジク品種。皮が緑色で、果肉が暗赤色のアドリアチックを代表する品種。JHアドリアチックとも。

概要

アドリアチック JHはその名の通りアドリアチックのファミリーの1種であり、JHは母木の所有者の「Joe Hood」の名に由来する。Joe Hood氏は、

私の土地に生えているイチジクの木に興味を持たれているようで、うれしいです。

(私は、JH Adriaticのイチジクの木の所有者です。 私は、自己中心的に名前をつけたわけではなく、流通していくうちに、いつの間にかその名前で知られるようになったのです!私は、Joseph (Joe) Hoodです。テキサス州オースティンでカイロプラクターをしています。)

2001年に私たちがこの土地に引っ越してきたとき、敷地内のこの木は成木で、そのとき元の所有者は、この木が7、8年生だったと考えていたようです。私の計算では、この木は現在20〜21歳くらいになるはずです。この木は、数年前に地元のナーセリーから購入したものだと推測していますが、わかりません。葉の形は非常に変化に富んでおり、添付の写真にあるように、全体が葉で覆われているものから、親指が2本ある5裂型のものまである。

私の木がアドリアチックの変種であると推測したのは正しいことです。しかし、デイヴィス・アドリアティックと同一であると考えたことも述べたこともないです。私の木の特徴は、コンディット博士が引用したアドリアティックの特徴と比較すると、(葉とおそらく目以外)彼が記載した他のどの品種よりもその品種に近いように見えたので、アドリアティックに近いかもしれないと推測したのです。JHアドリアチックはとても素晴らしいイチジクで、あらゆる要素を考慮すると、私のコレクションにある50以上の品種の中で間違いなく最高のものです。ここ数年、私の木は毎年90ポンド以上の高品質のイチジクを生産しています。この木は、大きな夏果をほんの少ししか作りません。大半のイチジクは、秋果から収穫されます。イチジクは、雨天でもかなり持ちこたえます。

大雨が降ると、成熟したイチジクのうち数個が割れてしまうことがあります。もし、イチジクが熟している期間に雨が1~2週間止まずに続くと、イチジクは酸っぱく腐り始め、JHアドリアチックの葉は「さび」てしまいます。幸いなことに、ここオースティンでは、7月後半から8月前半にかけてイチジクが成熟し、この時期は気温が高く乾燥しているので、風味豊かなイチジクの成熟に理想的な時期です。このイチジクの元の持ち主からの情報が、このイチジクをコレクションに加えたいと考えている方々のお役に立てれば幸いです。

よろしくお願いします。 ジョー・フッド

とある[1]ように、母木の前の所有者は地元のナーセリーから購入したものだと推測されることから、何らかの既存品種である可能性は排除できない。しかし、海外でも特定はできていない。Figaholicsはこの品種について、Figaholicは

アドリアンティックJHは、小~中サイズのイチジクで、やや大きめのものもあり、ベリーの香りが非常に強く、ほんのり甘く、酸味は控えめで、大味な味わいです。

と評しており[2]、小~中サイズが基本であるもののやや大きめの実もつけることが分かる。KREMPは

アドリア海のJHイチジクは、とても信頼性が高く、生産性が高いです。この美味しいイチジクは、風味豊かなストロベリー味のイチジクを生み出します。 アドリアティックJHは、丈夫な緑色のいちじくで、内部は深い赤色のイチゴジャムのような味わいです。

とあるように[3]、イチゴ味が特徴である。Peaceful Heritage Nurseryの商品説明欄に

アドリア海のJHイチジクは、耐寒性があり、しっかりとした緑色の果皮を持ち、果肉は濃厚でピリッとした風味のある赤いイチゴのような品種です。 寒冷地ではとても人気があります。 また、テキサス州(発見された場所)や、南部の乾燥した地域でもよく育ちます。グリーンイスキアと似ているが、少し違う。

とあるように[4]、耐寒性を持ち、海外では寒冷地でも人気があるようである。


日本での栽培

入手

Adriatic JHはネットオークションやフリマサイトでの輸入穂木の販売はあるのの、結実が確認されていない穂木の購入には注意が必要。

参考動画


外部リンク