Black Mission

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Black Mission
和名 ブラックミッション
シノニム DFIC 12, Beer's Black, California Black, Mission, Negra
タイプ コモン種
原産地
由来


基礎情報
項目 FV FD
全体的な品質 4/5 4/5
初心者の適性 4/5
商業的な適性 4/5
樹勢 5/5
耐寒性 2/5 Yes
発根のしやすさ 3/5 N/A
コンテナ適性 3/5 Yes
RKN耐性 3/5
FMV耐性 3/5


秋果情報
項目 FV FD
果皮色 赤、茶、紫から黒までの暗い色
果肉色
Caramel, Light Berry
食べ方
収穫期 早生
サイズ 中〜大
収量 5/5
種感 平均 mild
皮感 Chewy soft
closed open
耐雨性 4/5
裂果抵抗 4/5
落果抵抗 5/5


Black Mission(ぶらっくみっしょん/ブラックミッション)は黒紫色の果皮、クリーム色~薄いピンク色の果肉を持つイチジク品種。なお、California Black(かりふぉるにあぶらっく/カリフォルニアブラック)についてもシノニムとされるので、このページで併せて説明する。

概要

ブラックミッション/カリフォルニアブラックは夏秋兼用種で、30~50g程度の中程度のやや長いしずく形の実をつける。樹勢が強く、鉢植え向きである。地植えでは結実まで年数を要する。英語版wikipediaによると、

ミッション・イチジク(別名:ブラック・ミッション、フランシスカナ)は、食用イチジク(Ficus carica)の人気品種である。1768年にフランシスコ会の宣教師がサンディエゴに植えたのが最初の渡来です。その後、フランシスコ会がカリフォルニア沿岸に設立したミッションにも植えられました。グスタフ・アイゼンは、「太平洋岸地域の初期のパドレや宣教師たちは、他の品種のイチジクを栽培していなかった」と書いています。その後、この品種は、カリフォルニア州全域で栽培される主要な商業品種となりました。その後、ミッション種は後にカリフォルニアで最も人気のある商業用イチジク品種であるサリロップ種(別名カリミルナ種)に抜かれました。

[1]あるように、宣教師により広められた黒果種であるため、ブラックミッションと名付けられたようである。また、

ミッションは高品質なイチジクです。夏果と秋果の両方を生産し、適切な気候に植えれば、常緑樹とみなされます。夏果は大玉。秋果は中程度です。皮は黒く、中はイチゴ色のイチジクです。熟すと果皮がよく割れる。木は長持ちし、かなり大きくなります。霜には弱い。ミッション種のイチジクの木は、ほとんどの場合、イチジクモザイクウイルスに感染しており、葉の色や形に影響が出ることがありますが、通常は果実の生産には影響しません。アメリカのUSDAゾーン9以上で栽培できるイチジクの中では、今でも最高級品とされています。

ブラックミッションは、非常に広く植えられているイチジクです。果実は大きく、収穫量も多い。非常に甘いベリーの風味。熟すとほとんど皮が割れてしまうので、暑さが必要な晩生のイチジクだと思いがちですが、海岸沿い、つまり霧の多い海辺に多く植えられているので、そこで効いているのだろうと推測しています。海岸沿いには、樹齢75年以上の木もあります。葉は通常、葉柄の部分が多少ピンク色を帯びていて、形は様々で、通常、やや細くてふにゃふにゃしています。

とあるように、サイズは比較的大きく、適切な環境で育てれば収量もある優良品種であることが分かる。

日本での栽培

入手

ブラックミッション/カリフォルニアブラックは園芸店やホームセンター・園芸関連のネット通販で比較的購入しやすい品種。

参考動画


外部リンク