Dalmatie
項目 | FV | FD |
---|---|---|
全体的な品質 | 5/5 | 4.2/5 |
初心者の適性 | 3/5 | |
商業的な適性 | 3/5 | |
樹勢 | 2/5 | |
耐寒性 | 4/5 | Yes |
発根のしやすさ | 3/5 | N/A |
コンテナ適性 | 3/5 | Yes |
RKN耐性 | 3/5 | |
FMV耐性 | 3/5 |
Dalmatie(だるまてぃ/ダルマティ)は、果皮は黄色~緑色、果肉は赤色の非常に大きな実をつけるクロアチア原産のイチジク品種。
概要
ダルマティは、Planet Figによると
ダルマティは小さなイチジクの木で、成長は弱く、活力はほとんどない。枝には枝分かれがほとんどまたはまったくなく、深く切り込んだ葉がほとんどないため、「むき出しの」外観をしている。耐寒性は非常に高く、春には新芽の活力が不足し、夏には木材が急速に硬化することから、耐寒性もおそらく高くなる。
春には多くの夏果をつけるが、気温の変化に耐えられず、大量に落果してしまう。まれに残ることもあるが、より良質で大きな秋果は晩生であるため、その生育を遅らせるため残すべきでない。さらに新芽が出ると果実の成熟が遅くなるため、新芽の数を芽かきでコントロールする必要がある。
秋果は非常に大きく、小さい木のサイズも相まって比べて巨大に感じる。また密度は非常に高く、糖度も高い。目は開いているため、完全に熟すと、目から甘い蜂蜜が流れ出してくる。収穫前に少し雨が降ってもその品質を失うことなくジューシーになる。
といった説明[1]がされるように、巨大な秋果が最大の特徴をもつ品種である。なお、同じくPlanet Figが
フランスのガーデンセンターでは、"Dalmatie"と名付けられたイチジクの木に、緑紫色の実をつけるものと緑色の実をつけるものの少なくとも2つの異なる品種を見つけることができる。以下の説明は、1904年にTrabutによって初めて記述された、緑色の実をつける品種に関するものである。
と指摘するように、海外では「ダルマティー」の名で複数の品種が流通しているが、これは日本を含め各国で起きている。
日本での栽培
入手
ダルマティーは、現在では一部の園芸店やホームセンター・園芸関連のネット通販で購入できる。
参考画像
参考動画