Goutte D'or

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Goutte D'or
和名 グット ドール
シノニム Doree (= DFIC 213, Figue d'or)
タイプ コモン種
原産地 France
由来


基礎情報
項目 FV FD
全体的な品質 3/5 /5
初心者の適性 2/5
商業的な適性 /5
樹勢 3/5
耐寒性 4/5 Yes
発根のしやすさ 4/5 N/A
コンテナ適性 5/5
RKN耐性 3/5
FMV耐性 3/5


秋果情報
項目 FV FD
果皮色 緑~黄
果肉色
Figgy
食べ方
収穫期
サイズ 巨大 中〜大
収量 4/5
種感
皮感 soft
open
耐雨性 1/5
裂果抵抗 1/5
落果抵抗 3/5


Goutte D'or(ぐっと どーる/グット ドール)は、果皮は黃~赤紫色、果肉はピンクの中くらいの実をつけるイチジク品種。別名グッドーDoreeシノニムとされる。

概要

グット ドールは夏秋兼用種で、夏果は75~90g、秋果で45g程の中~大くらいの実をつける品種。Doreeシノニムとされるため、右の詳細情報にはDoreeのデータを記載する。グット ドール特徴について、いちじく倶楽部によると

フランス産いちじくです。

糖度が高くまろやかな甘さが特徴。

豊産性ですが日持ちしないので市場にはあまりでません。

果皮は珍しい黄金色です

樹勢:中

とある[1]。日本では「黄金の雫」という別名で販売されることもあるが、それについては

Goutte D'orとは、フランス語で「金のしずく」という意味で、熟したイチジクの果実の皮に金色のしずくがついていることからきています。この品種は、Goutte de Miel (drop of honey = 蜜のしずく)とシノニムです。

ということが由来になっている[2]。ベルギーの園芸店のJardins du mondeによると、

高さ2~3m、枝張り2~3mです。ほぼすべての地域に適応し、-16℃までの寒さに耐性があります。細長い形と、きれいなゴールデンイエローの皮を持つ、素晴らしいイチジクを発表しています。種が少なく、ジューシーで香りのよいフィカス・カリカ・グート・ドールの果実は、そのおいしい甘い香りであなたを魅了します。生食用、ジャム用、パイ用として、7月から8月中旬、9月にかけて収穫されます。

とある[3]ように、耐寒性もあるようだ。

Doreeの名での説明としては、フランスのfrench fig farmは

このイチジクは、フランスのナーセリーでよく売られています。2回収穫でき、2回目が最も良い。中くらいの大きさで、外側は黄色と緑色で、少し灰色がかっていて、内側は琥珀色と赤色です。

1667年に初めて記載されたとても古い品種で、南仏ではとても一般的な品種です。ここニュージャージー州北東部では非常によく育ち、豊富な収穫をもたらします。

甘くてフルーティーな味わいです。

と説明しており[4]、同じくフランスのFigues du Mondeは

この品種は微妙に異なるものがいくつかあり、少なくとも3種類はある。Goutte d’Or 1、Goutte d’Or 2、そしてDoreeである。

小型で茂みのある樹形、広がりやすい性質、樹勢は弱く、主に枝先にまばらで非常に切れ込んだ葉をつける、丈夫で乾燥と寒さに強い。

褐色の皮が首の近くで黄色に変わり、外側に向かってピンクがかった琥珀色の果肉が中心部でイチゴ色に変わる。

と説明している[5]ように、複数の系統があることを示唆されている。

日本での栽培

入手

グット ドールは園芸店やホームセンター・園芸関連のネット通販で比較的購入しやすい品種。ただし、グートディオール、グッドーなどの表記の揺れも見られる。黄金の雫という販売商品名のタグがつけられていることもある(小さくGoutteDorとの記載もある)。なお、ゴールドファイガーをグット ドールとして売ってる例もあるので注意。

参考動画

外部リンク