Golden Rainbow
和名 | ゴールデンレインボー |
---|---|
シノニム | Ben's Golden Riverside, Robert's Golden Rainbow, Yellow Long Neck? |
タイプ | コモン種 |
原産地 | アメリカ |
由来 |
項目 | FV | FD |
---|---|---|
全体的な品質 | 4/5 | 4.8/5 |
初心者の適性 | 2/5 | |
商業的な適性 | /5 | |
樹勢 | 3/5 | |
耐寒性 | 4/5 | Yes |
発根のしやすさ | 5/5 | N/A |
コンテナ適性 | 4/5 | Yes |
RKN耐性 | 3/5 | |
FMV耐性 | 3/5 |
Golden Rainbow(ごーるでんれいんぼー/ゴールデンレインボー)は、果皮は果肉ともに黄色で大サイズの実をつけるアメリカ由来のイチジク品種。Ben's Golden RiversideはGolden Rainbowのシノニム。
概要
ゴールデンレインボーのシノニムにBen's Golden Riversideがあるが、通常のGolden Riverside(UCR 278-128)は別品種である。Yellow Long Neckとのシノニムも疑われているが結論は出ていない。このことについて、FIGAHOLICSも
ゴールデンレインボーは、ロバートがカリフォルニアのセントラルコーストでかなり長い間栽培している無名のイチジクで、ゴールデンリバーサイドと呼ばれることもあり、UCR178-128で既に使われていた名前であるため、紛らわしい歴史を持っています。
ロバートの気候での果実の特徴(果実の色が変わることがある)から、彼はこの名前を付けました。 この木は、友人のエリックがロバートから仕入れたもので、来年には私たちのために実を付けてくれるでしょう。 昨年末にラズベリーラテが天災に遭い、根からの再出芽をあきらめたので、今日はそれを掘り出してゴールデンレインボーを植えたのです。 来年は果実のレポートができるはずです。
といったように説明している[1]。他にもKREMPによると
ロバートのゴールデンレインボー(GR)という名前は、食べたくなるような美しいイチジクを連想させる。この品種は、熟すにつれて様々な色合いを見せてくれます。グリーン、ゴールデンイエロー、ライトパープルが一度に見られる、見た目も味も美しいいちじくです。ロバートのGRの中には、ジューシーで甘い果肉が入っており、風味豊かです。イチゴやキウイのようなフルーティーな香りを感じた方も多いのではないでしょうか。また、70~90gと大粒のイチジクなので、たっぷり楽しめます。
ロバートGRは晩生品種です。地面に直接植えるとうまくいき、その能力を最大限に発揮して、より多くの実をつけることができます。この品種は、2003年に愛好家のロバートさんが、甥っ子から未知のイチジクをプレゼントされたのがきっかけで、コレクションするようになりました。甥は、カリフォルニア希少果樹生産者協会の会員でした。ゴールデンリバーサイドと似ていますが、実は同じではありません。ロバートは、このイチジクがたくさんの色を持っていることと、カリフォルニア州レインボーが彼の甥の住む町であることから、ゴールデンレインボーと名づけました。このイチジクは、カリフォルニアのイチジク生産者にとっては新しい品種ではありませんが、より多くの人々にとっては、比較的新しい品種です。ロバートのGRがどのようなものなのか、ぜひお試しください。
とある[2]ように、様々な色合いの実を同時にみせることからgolden rainbowと呼ばれているようである。品質について、figboss(Ross Raddi)は
このイチジクは、かなり早生で、雨に強く、美味しい巨大なハニーイチジクを生み出します。この品種はそのすべてを備えています。間違いなく、商業的な可能性を試すべき品種です。葉が大きいので、とても勢いがあります。他の品種には見られないようなイチジクの実をつけます。非常に早熟で生産性が高い。もし、すべての木の収穫量を量ったら、この木が一番上になるはずです。
といった説明[3]がされているように、雨に強く、大きい実をつける早生品種であることが分かる。
日本での栽培
入手
Golden Rainbowはネットオークションやフリマサイトでの輸入穂木の販売はあるのの、結実が確認されていない穂木の購入には注意が必要。
参考動画