Italian 258
項目 | FV | FD |
---|---|---|
全体的な品質 | 5/5 | 4.45/5 |
初心者の適性 | 2/5 | |
商業的な適性 | /5 | |
樹勢 | 4/5 | 中 |
耐寒性 | 4/5 | Yes |
発根のしやすさ | 1/5 | N/A |
コンテナ適性 | 3/5 | |
RKN耐性 | 3/5 | |
FMV耐性 | 5/5 |
Italian 258(いたりあん258/イタリアン258)は、果皮は黒色で、果肉は赤色の中くらい果実をつけるイチジク品種。ブラックマデイラのような複雑なベリーの風味の素晴らしい味わいを持ちながら、非常に生産性が高いため、コレクターの間で人気がある。
概要
Italian 258はブラックマデイラのような複雑なベリーの風味の素晴らしい味わいを持ちながら、非常に生産性が高い品種。2010 年に実施された遺伝子検査に基づいて、Italian 258 ( DFIC 265) と Italian 320 (DFIC 238) は同義語であると判断された[1]。NCGR, Davisへの寄贈情報によると、
2006年2月15日に、カリフォルニア・レア・フルーツ・グロワーズ(California Rare Fruit Growers)のT. Kennedyにより、NCGR, Davisに寄贈された。
イタリアのIstituto Sperimentale per la Frutticoltura(グラッシ・ジョルジョ、フルッティコルテラ研究所)のGrassi Giorgioがイタリア全土で採集したイチジク群から、番号を付け、後に名前をいくつか付けたとのこと。
Itarian 258自体は、Grassi Giorgioにより、1985年前後に採集された品種が由来。
との説明がある[2]。また、育苗業者のTinkerBugFigsによると、
I-258は、大きな濃い青みがかった色のイチジクで、内部は中程度から濃い赤色をしています。 コレクターの間で人気のあるイチジクで、Bourjassote Griseに似ていますが、より甘いと報告されています。 早生で多収穫。果実は甘く、風味が豊かでジューシーです。 I-258は、収集家のトッド・ケネディ氏がグラッシ博士から輸入したイタリア産イチジクのシリーズの一つです。 グラッシ博士がメモを紛失したため、これらのイタリア品種のオリジナルの名前は失われています。
とある[3]が、実際は早生ではなく晩生であることに注意。品質について、figboss(Ross Raddi)は
中晩生で絶対に好きなイチジクの一つ。何個も持っていたい品種です。味はブラックマデイラに似ていますが、熟す時期が早く、短いのが特徴です。短い季節の気候に適しており、どこでも美味しく食べられます。また、ゾーン7でも十分に耐えることができます。私の地植えのイチジクは、今年も割れることなく、非常に美味しくできました。
といった説明[4]がされているように、耐寒性も高い品種である。
日本での栽培
入手
Italian 258はネットオークションやフリマサイトでの輸入穂木の販売はあるのの、結実が確認されていない穂木の購入には注意が必要。また、国内での収穫報告は殆ど出ていない。
参考動画
外部リンク
- ↑ https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2860561/ Genetic structure and differentiation in cultivated fig (Ficus carica L.) - PMC
- ↑ https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/accessiondetail?1695574 DFIC 265 GRIN-Global
- ↑ https://tinkerbugfigs.com/product/italian-258/ Italian 258 – TinkerBugFigs
- ↑ 2022 Fig Cutting Sale | Variety List