Malta Black

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Malta Black
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和名 マルタブラック
シノニム
タイプ コモン種
原産地 マルタ(イタリア)
由来


基礎情報
項目 FV FD
全体的な品質 5/5 /5
初心者の適性 5/5
商業的な適性 /5
樹勢 4/5
耐寒性 5/5 Yes
発根のしやすさ 5/5 N/A
コンテナ適性 5/5
RKN耐性 3/5
FMV耐性 4/5


秋果情報
項目 FV FD
果皮色 赤、茶、紫から黒までの暗い色
果肉色
Berry, Elegant Berry, Fruity, Strawberry, Sugar, Dark Berry
食べ方
収穫期 早生 早生
サイズ 小〜中 小〜中
収量 5/5
種感
皮感 Chewy mild
Closed
耐雨性 5/5
裂果抵抗 5/5
落果抵抗 3/5


Malta Black(まるたぶらっく/マルタブラック)は、果皮は黒色で、果肉は赤色の小~中くらい果実をつけるイタリアのイチジク品種。

概要

マルタブラックは耐寒性があり、また寒い地域でも実が収穫できる品種。figdatabaseの投稿によると、

マルタブラックは広く知られており、もともとはロングアイランドのベルクレール農園(BC35)が販売していたもので、マルタ原産でセレステの「祖父母」にあたると考えられていました。

葉の外観、イチジクの旬、生産性、イチジクの色、大きさ、味はマウント・エトナクラスと思われるが、より良い味という報告もある。また、ある程度の耐寒性があります。

といった説明[1]がされているように、容姿や味・耐寒性などはMt Etna (Hardy Chicago)に似ているが、味はより良いとの報告がある。その味についてfigboss氏はアゾレスダークとともに、

どちらも風味が強く、密なテクスチャーで、木の上で乾きやすい。

どちらもベリー系の香りが強く、甘みも非常に強い。

アゾレスではストロベリーとコンコードグレープ。マルタブラックはラズベリー。どちらもイチジクのようなドライフルーツの風味がよく出ている。

と評価されている[2]figvarietiesの投稿によると、

"セレステの父"

マルタブラックには多くの品種があります。購入する際は、品種や系統をよく調べてから購入しましょう。

皮が厚く、目が小さいので裂けにくく、湿気の多い場所に適しています。生産性が高く、早生の、過小評価されているイチジクです。甘さ控えめで、程よく濃厚なベリーの風味が魅力です。

といった説明[3]がされているように、複数の品種や系統があるようなので、購入時には写真を見る等の確認ができると望ましい。なお、耐寒性に関しては

マルタ・ブラックもまた、パシフィック・ノースウエストに最適なイチジクです。寒さに非常に強いです。ゾーン5では枯れてしまいますが、完全に復活・生え揃います。

タコマバイオレットほど生産量は多くなく、果実も小さいですが、イチゴゼリーのようなジャムのような味わいと、ほのかなワイン風味があります。

とある[4]が、ゾーン5は5a(-28.9°C ~-26.1°C)・5b(-26.1°C ~-23.3°C)まで最低気温が下がるので、耐寒性はそうとうあることが分かる。

日本での栽培

入手

Malta Blackはネットオークションやフリマサイトでの輸入穂木の販売はあるのの、結実が確認されていない穂木の購入には注意が必要。

参考動画

外部リンク