White Madeira

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White Madeira #1
和名 ホワイトマデイラ ナンバーワン
シノニム WM #1
タイプ コモン種
原産地 ポルトガル
由来


基礎情報
項目 FV FD
全体的な品質 4/5 4.3/5
初心者の適性 2/5
商業的な適性 /5
樹勢 5/5
耐寒性 4/5 Yes
発根のしやすさ 4/5 N/A
コンテナ適性 3/5 No
RKN耐性 3/5
FMV耐性 2/5


秋果情報
項目 FV FD
果皮色 緑~黄
果肉色
Acid, Adriatic Berry, Berry, Fruity, Moderately Sweet, Strawberry
食べ方
収穫期 晩生 晩生
サイズ 小~中
収量 5/5 Difficult
種感 Light 平均的
皮感 chewy
Closed small
耐雨性 5/5
裂果抵抗 /5
落果抵抗 3/5


White Madeira(ほわいとまでいら/ホワイトマデイラ)は、果皮は緑色で、果肉は赤色の中くらい果実をつけるポルトガル由来のイチジク品種。

概要

ホワイトマデイラ #1は、ブラックマデイラと似た名前を持つが、ポルトガルのマデイラ島原産と言われていることや、葉がブラックマデイラと似ていることからそう呼ばれている。2013年に海外のフォーラムfigs4funに投稿したTam氏は、

ギリシャ人のこの木オーナーは、何年も前にマデイラ諸島の友人からイチジクの木を数本もらったという。 彼のイチジクの木はとても古い。これはホワイトマデイラ #1だ。 このイチジクは非常に甘く、ナツメヤシのドライフルーツのようなジャムのような、そして甘く熟したイチゴのような風味を持っていた。 果肉はカリカリで、皮の部分も少しカリカリしている。味も食感も非常に良く、今まで食べた最も甘いスミスよりも少し甘めでした。 葉も実も私のブラックマデイラに似ている。

と報告している[1]。また、海外のフォーラムourfigsには

この品種は、メリーランド州シルバースプリングでTam Phamさんが見つけたものです。 ギリシャ出身の、タムさんの友人の家の庭に生えていたのだそうだ。 そのギリシャ人の友達には、マデイラ島(ポルトガル)出身の友人がいて、数年前にホワイトマデイラ #1を含む何本かの樹木をもらったのだ。

2014年の晩夏、タムさんは私にホワイトマデイラ #1を提供してくれた。 私の知る限り、いちじくコミュニティーで育てられているホワイトマデイラ #1のイチジクはすべて、最終的には私がそれ以来育てている母樹にさかのぼります。この木は2017-18年の冬にネズミの被害で枯れかけましたが、今は根元から生えてきています。

この品種は、皮が緑色で果肉が赤いイチジクを生産します。メリーランド州のゾーン7aで長年無防備に育てていたため、平均以上の耐寒性を持っているようです。

と報告している[2]

日本での栽培

入手

White Madeira #1はネットオークションやフリマサイトでの穂木や苗木の販売はあるのの、結実が確認されていない穂木の購入には注意が必要。実際に、偽物であったという報告も数多く挙がっている。国内での収穫報告は殆ど出ていなかったが収穫の報告は少しずつあがっているため、信頼できるひとから入手することが望ましい。

参考動画

外部リンク