Genovese Nero

提供:いちじくwiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
Genovese Nero (AF)
Genovese Nero.jpg
Genovese Nero d.jpg
和名 ジェノベーゼネロ (AF)
シノニム Adriano’s Genovese Nero, Rafed’s Genovese Nero, GNAF
タイプ コモン種
原産地 イタリア
由来


基礎情報
項目 FV FD
全体的な品質 5/5 /5
初心者の適性 3/5
商業的な適性 /5
樹勢 3/5
耐寒性 /5
発根のしやすさ 1/5 N/A
コンテナ適性 3/5
RKN耐性 3/5
FMV耐性 3/5


秋果情報
項目 FV FD
果皮色 赤、茶、紫から黒までの暗い色
果肉色
Acid, Complex Berry, Dark Berry, Exotic, Sharp Berry
食べ方
収穫期
サイズ
収量 3/5
種感
皮感
Small
耐雨性 3/5
裂果抵抗 /5
落果抵抗 3/5


Genovese Nero(ジェノベーゼネロ)は、果皮は黒色で、果肉は赤色の中サイズの果実をつけるイタリア由来のイチジク品種。同名の品種には、Adrianoの紹介したAFとRobの紹介したRob’s Genovese Neroの2種類が存在するが、こちらではAFを扱う。

概要

ジェノベーゼネロは、同一かどうかの議論に決着はついていないものの、Italian 258に極めて似ている品種である。味については、Italian 258のほか、Black Madeiraに似ているとも言われている。この品種について、figaholicsは

ジェノベーゼ・ネロは、カナダのアドリアーノが紹介したもので、もともとは北イタリアが原産です。

私たちにとっては、中生のイチジクです。この果実は完熟していませんでしたが、適度な甘さと適度なベリーの風味がありました。完熟すると、もっと甘く、シロップのような味になります。この品種は、私たちにとって非常に生産性の高いイチジクで、優れた品種です。

と、その由来を説明している[1]。また、品質についてKREMPは

ジェノベーゼ・ネロAFイチジクの原産地は、北イタリアのジェノバ地方です。しかし、近年、カナダの熱心なイチジク生産者であるアドリアーノが北米に持ち込んだものです。アドリアーノのイニシャルであるAFは、このイチジクの品種を示すために付けられた名前なのです。現在、このイチジクは、生育が旺盛で、雨の日でも裂けにくく、大粒でおいしいと、園芸家の間で人気があります。

ジェノベーゼ・ネロAFは、紫色の果皮と丸い形から見分けることができます。この木は大きなイチジクを実らせ、葉は主に3裂型で、一部5裂型や1裂型の葉もあります。果実は大きいのですが、葉の大きさは小さめです。気候によって異なりますが、イチジクは季節の中頃に熟すでしょう。

ジェノベーゼ・ネロAFイチジクをかじると、ほどよい甘さのベリー系の風味が広がります。しかし、樹上で熟成させる時間が長いほど、イチジクはより甘く、よりシロップのようになります。皮が厚く、種の歯ごたえはなく、モチモチしています。このイチジクの目の周りには、よく蜜が溜まっています。ジェノベーゼ・ネロAFの断面を見ると、外側の果肉は薄い琥珀色で、中心付近は鮮やかな赤に深まるのがわかります。

と説明している[2]ように、雨の日でも裂けにくく、大粒で味についての評価も上々である。

日本での栽培

入手

Genovese Neroはネットオークションやフリマサイトでの輸入穂木の販売はあるのの、結実が確認されていない穂木の購入には注意が必要。

参考画像

参考動画

外部リンク