LSU Hollier

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LSU Hollier
和名 LSUホーリエ
シノニム DFIC 205, Hollier
タイプ コモン種
原産地 Louisiana, USA
由来


基礎情報
項目 FV FD
全体的な品質 4/5 4.8/5
初心者の適性 5/5
商業的な適性 /5
樹勢 3/5
耐寒性 /5
発根のしやすさ 3/5 N/A
コンテナ適性 3/5
RKN耐性 3/5
FMV耐性 4/5


秋果情報
項目 FV FD
果皮色
果肉色
Fruity, Honey, Light Berry, Melon
食べ方
収穫期 早生~中生 中生
サイズ
収量 5/5 平均
種感
皮感 soft
Closed
耐雨性 4/5
裂果抵抗 2/5
落果抵抗 3/5


LSU Hollier(えるえすゆー ほーりえ/LSUホーリエ)は、果皮は緑色で、果肉は琥珀色の中くらい果実をつけるイチジク品種。LSUを冠するが、LSUの非公式品種。上質で豊かな風味を持つが、ある程度育てないと味は本領発揮をしないようである。

概要

LSU Hollierの由来は海外のフォーラムourfigsによると

Hollierは公式リリースとされていませんが、LSUは自社の出版物で名前を出して言及しています。 また、インターネット上では、公式リリースと称する記述がいくつもありますが、LSUからの実際のリリースは見つかっていません。

明らかに、他のLSUの非公式リリースとは異なり、Hollierには特定の品種に結びついた「公式」な名称があります。 LSUのイチジクの多くは、「バックドア方式」でリリースされています。HollierはLSUのイチジクで、Durio博士が彼の友人の名前をとって命名したものです。

と解説している[1]。またHollier自体の特徴としては、海外のフォーラムourfigsに保存されていたテキストによると

中大型、黄色い皮、開眼、甘い、寒さに強い、線虫に強い。

ルイジアナ州立大学のエド・オルーク博士の交配によって生まれた、上質で豊かな風味を持つ素晴らしい品種です。 中型から大型の甘いイチジクで、非常に信頼できる成績です。この品種は、5年間の味覚試験で1位となりました。 果皮は緑がかった黄色で、果肉はストロベリーのような琥珀色をしています。果実は楕円球形。 葉は基部が紐状で、5つの下部の裂片がある。深南部での栽培に適していますが、寒冷地でも栽培可能です。

と説明されている[2]。なお、育てやすさに関しては

このイチジクから熟したイチジクを手に入れるのに、こんなに長く待っていたなんて信じられない。3年目にしてようやく本調子になってきたような気がします。 この木にはちゃんとイチジクが実っています。あまり期待していなかったのですが、このイチジクの味には驚かされました。 LSUのイチジクは、湿気に強く、目が詰まっているのが特徴です。9月に熟すのでシアトルでも大丈夫です。 重量は31.7gで、ハニーフィグに近い味わいと、パンチの効いたコクが特徴。よく似たジャックリリーとは一線を画しています。 しかし、熟すのはジャックリリーより遅いです。そして、少し小さめです。 私はこのイチジクが好きです。甘さは、私が好きな甘さのちょうどいいところです。味は、蜂蜜のようで、少しアガベのようです。 食べても食べても美味しいイチジクです。コレクターの立場からすると、琥珀色の果肉を持つ他の多くの緑色のイチジクに似ていると思います。

とある[3]ように、ある程度育てないと味は本領発揮をしないようである。品質について、figboss(Ross Raddi)は

LSUホリエはなかなか凄いフィグですね。かなり過小評価されています。味の特徴は、ハニーフィグをフルーティーなベリーのトーンと合わせたような感じです。

サルタンとドッタート(カドタ)の組み合わせのような感じです。雨に強く、早生でとても丈夫です。また、おそらく高密度の植え付けに最適なイチジクです。果実の蕾をつけるために必要な光量がかなし少なくてもいいので、光量の少ない環境の方に最適です。とてもおすすめです。2022年、このイチジクは私にさらなる感動を与えてくれました。非常に高品質な果実で雨にもよく耐え、常に内部が赤くてベリーのような風味を持っているのです。

といった説明[4]がされているように、低光量の環境でも実をつけやすいことが分かる。

日本での栽培

入手

LSU Hollierはネットオークションやフリマサイトでの穂木や苗木の販売はあるのの、結実が確認されていない穂木の購入には注意が必要。特に近年、高騰しているので偽物については特に注意が必要である。

参考動画

外部リンク