Noire de Barbentane

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Noire_de_Barbentane
和名 ノアール ド バルバンタイン
シノニム NdB, Violette de Solliès? Bourjassotte Noire?, サンミッシェル
タイプ コモン種
原産地 フランス
由来


基礎情報
項目 FV FD
全体的な品質 5/5 /5
初心者の適性 2/5
商業的な適性 /5
樹勢 3/5
耐寒性 4/5
発根のしやすさ 3/5 N/A
コンテナ適性 3/5
RKN耐性 3/5
FMV耐性 3/5


秋果情報
項目 FV FD
果皮色 赤、茶、紫から黒までの暗い色
果肉色
Complex Berry, Elegant Berry, Exotic
食べ方
収穫期 早生~中生
サイズ
収量 3/5
種感
皮感
Closed
耐雨性 5/5
裂果抵抗 5/5
落果抵抗 3/5


Noire de Barbentane(のあーる ど ばるばんたいん/ノアール ド バルバンタイン)は、赤い果肉を持つ紫色の中サイズの実をつけるフランス発祥のイチジク品種。ブラックマデイラと同じカテゴリーの風味を持つ。なお、日本では「サンミッシェル」という名前でも流通しているが、おそらく類似(あるいは同一)品種である。

概要

ノワール ド バルバンタインは世界の珍しいイチジク苗を販売している趣味のグループLynx Fruitによって国内に流通した品種。Lynx Fruitの出品情報には

2008年にフラランスBAUD社より導入した品種です。 300種以上のイチジクを保有するフラランスBAUD社社長お勧めの品種です。 果重60g、果皮色は紫色フランス産秋果専用種です。果実はビオレソリエスによく似ていますが、ソリエスより甘く熟期が早い豊産な品種です。

といった記載[1]があるように、Viollette de Sollies/ビオレソリエスとの類似性がある。また、St. Michael(サンミシェル)という名でも流通しているとのこと。導入元のBaud社によると、

均一で美しい果実(約60g)で、優れた味の質を持つ品種。 ブルジャソット・ノワールによく似た品種で、早生性と耐湿性に優れている。 剪定の程度にもよるが、直径6mから10m以上、高さ3.5mから6mの非常に大きな樹木に育つため、この品種は小さな庭には適さない。

といった説明[2]がされている。品質について、figboss(Ross Raddi)は

このイチジクは、近縁種のブルジャソット・ノワールよりも2週間ほど早く、雨に強いとボー(BAUD)は言っています。Herman2がニュージャージー州で地植えにして成功したのを見て、私もそれにならうことにしました。丈夫で雨にも強いのですが、こちらでは地植えとしては遅い方です。

味の面では、間違いなくトップクラスのイチジクです。ブラックマデイラと同じ風味のカテゴリーですが、湿度が高く、季節の短い気候に適しており、ブルジャソット・ノワールやブロジオット・ネロと同じ商業用イチジクです。三桁の気温にもよく適応しています。その中で育つ数少ないイチジクです。

といった説明[3]がされているように、ブラックマデイラと同じ風味のカテゴリーで、味もトップクラスと評しているので、ブラックマデイラが入手できない場合はこちらで代用しても良さそうである。


日本での栽培

入手

Noire de Barbentaneは園芸店やホームセンター・園芸関連のネット通販で入手することは難しいが、Lynx Fruitが長らく販売していることから入手難易度はそれほど高くない。

参考画像

参考動画

外部リンク